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Mon.

ラリュー&工藤さんの演奏会に行きました!

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5/11(少し前になりますが)に「マクサンス・ラリュー&工藤重典 奇跡のデュオリサイタル」を聴きに行きました。新旧のフランスフルートの響宴でとても素晴らしい演奏会でした。そして、ラリューの演奏の素晴らしさ、フレンチスクールの香りを久々に思い出し、失われつつある奏法に危機感を覚えました。私は、マルセル・モイーズがとても好きで、高校時代に初めてモイーズが来日し、講習会を開いた時、初めて生の音を聞いたときの印象は、今も忘れずに心に持ち続けているつもりでしたが、この日のラリューの演奏を聴き、現代に生き、騒音とも思える汚らしいフルートの音に包まれている中で、自分は、フルートの繊細さ、優しさを大事にしようと思って頑張ってはいても、自分も沢山怠け、現代に麻痺している事を痛感させられました。彼の演奏をどのように表現すれば、皆様に解って頂けるか考えて、この記事を書くのが遅くなりましたが、結局、纏まらず、取り留めなく書きます。
ラリューの演奏は、正に、響きだけで演奏しています。息などは殆ど使ってなく、軽く息を吹き込むだけで楽器が響きます。これは、常日頃、私の生徒に教えている方法ですが、その響きの素晴らしさは聞いて頂かなければ解りません。タンギングもフランスの独特なタンギングで、特にダブルタンギングの軽くて美しい響きは、モイーズ、ゴーベール、ルネ・ル・ロワなども共通していますが、どうやるのか解りません。今のフランスの奏法にはありません。おまけにタンギングの種類も何種類もあります。音階は、上行形では浮き上がります。
響きの豊かさは、本当にフルートがこんなに繊細な表現を得意とする楽器なんだと改めて感じさせられます。本当に音が踊っています。また、ラリューはフランスバロックを得意とし、今回もルクレールのソナタを演奏しました。最近、殆ど聴く事の無いフランスバロックは、フルートの重要なレパートリーなので、また勉強しようと思いました。現代の、フルートの演奏は(フルートに限らず)迫力を出そうとか、大きい音を出そうとか考え、本来の音楽から大きくかけ離れていると思います。私を含めて考え直さなければならない時期にきていると思います。昔、吉田雅夫先生が、レッスンで、音楽は、極端から極端に進むと仰っていました。凄くロマンティックな演奏をすると、気持ち悪い程ドロドロとしたロマンティックな世界まで行って、そうすると、今度は、極端に、さっぱりとした表現になると言っていました。そして、不思議な事に丁度良い所で納まらず、極端から極端に常に進んでいると仰っていました。今の音楽もある意味、激しい?表現の極端まできているのかも知れませんね?
道ばたにひっそり咲いている花の美しさ、人々の笑顔の素晴らしさ、ちょっとした優しさを大切に、皆様と対話の出来る演奏を求めて、さあ、練習しなくては!!
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