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Wed.

演奏会「フォルテピアノを聴く!見る!触る!」

7月22日(火)池袋にある自由学園明日館ROOM1925にて、一風変わった演奏会が開かれました。
その名を「フォルテピアノを聴く!見る!触る!」という演奏会。梅岡楽器サービスの梅岡さんが楽器を提供し、筒井一貴氏が演奏と解説をするという演奏会。
演奏会の前後には、直に楽器を触れるという楽しい企画でした。

まず最初は、クラヴィコードとい楽器の演奏。
DSC_0008.jpg
これがクラヴィコードという楽器です。私も久しぶりに聴きました。
音は非常に小さく、部屋の空調を切っての演奏。
最初は小さいかなと思っていました。耳というのはすぐに馴れてしまいます。
この楽器は、シュタインモデルといって、モーツァルトが幼少の頃、使っていたであろうというモデルの複製です。
音を出す原理は口で説明するのは難しいですが、ピアノの原型というよりは、弦楽器も思わせるし、何とも色々な音色が出る楽器です。
クラヴィコードは、随分長く愛用され、ワーグナーも愛用していたという説明には驚かされました。

続いての楽器はフォルテピアノです。DSC_0006_20110713174647.jpg
DSC_0005_20110713174635.jpg
この楽器は、まさにピアノの進化の過程と言ってよいでしょう。
今回の楽器は、ルイ・デュルケンモデルといって、モーツァルトの初期の作曲に使われていた楽器の複製です。
モーツァルトの使っていた楽器と言っても難しく、今、モーツァルト記念館でモーツァルトが最後に使っていたフォルテピアノとして展示してある楽器をよく調べると、モーツァルトの死後、奥様がメンテナンスを依頼した際に新しいシステムに変えて直されたりしている事が後の研究で判り、今、モーツァルト当時のままの楽器は現存しないようです。そういう事を考え、複製されたのがこのフォルテピアノでした。
私と素来は、細部まで見ようと一番前に陣取って演奏を聴いていましたが、クラヴィコードの音に耳が馴れてしまい、とても、細部まで音が判断出来ないという事で慌てて最後列に行って演奏を聴きました。
素敵な音というのが私達のブログで書ける表現だと思います。
生を聴いて頂かないで色々な説明をするのはヤメた方が良いという音色です。

私達は今回の演奏会で素晴らしい楽器に出会ったという事を伝えたいだけでなく、音楽を聴くという事を改めて考えて頂きたく今回紹介した次第です。

今、ピアノを勉強されている方で、フォルテピアノを聴いた事が無い方は大多数だと思います。
フルートでトラヴェルソの演奏が出来ないプロは私を含めて沢山います。
フルートの場合は指使いが今のフルートと違いますので、吹けない方は沢山いらっしゃいます。
しかし、バッハはモーツァルトはベートーヴェンはトラヴェルソを考えて音楽を作曲していますし、少なくともどんな音が出るかだけでも知っておく必要はあります。

今は、世間もうるさく、小さい音など聞こえない世の中です。
私の子供の頃は色々の家からいろんな音が聞こえてくるのが当たり前でした。
今では、ピアノがうるさいと言って殺される世の中です。
そんな中、フルートでさえ大きな音で吹く事が素晴らしいとされる世の中になってしまいました。
モイーズは「フルートには真に強大な音を出す力は無い!」と言っています。

音楽は、聴きたいという欲求から身を乗り出して聴くものではないでしょうか?
ふんぞり返って「聞こえないよ!」なんていうお客様は私は要りません。

演奏家もこういう機会を利用して、昔の楽器に触れてみると考えが変わるのでは・・・?
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